今やほとんど全ての社会人が名刺を持っています。最初の挨拶の時に、交換する名刺ですが名刺一つで印象はかなり変わります。たかが名刺と侮ってはいけません。そのため、名刺にいろいろな工夫を凝らす人もたくさんいます。様々なデザインを施した名刺があれば、名刺に名前や会社名などの他に、仕事の内容や個人的な趣味まで書き込む人もいます。
誰でも持っている名刺だからこそ、こだわりを持ち、個性を出して相手の印象に残る必要があるのです。
名刺は日本だけでない!名刺の英語併記
名刺は日本だけの物ではありません。はんこや印鑑などは日本独自のビジネス習慣と言えますが、名刺は日本以外の国でも多くの国で取り入れられています。そのため、英語表記や相手の言語に合わせた表記を使った名刺の作成も考えるべきでしょう。
他の国でも名刺はありますが、日本と同じ習慣で名刺交換などが行われるわけではありません。日本では、初対面の挨拶の段階で名刺を渡して自己紹介しますが、別れ際に自分を忘れないでもらうためにも、名刺を手渡すという国だってあります。名刺一つでも、国によって習慣が違うのですね。
あのゆるキャラも名刺を持っている!?
そんな名刺は今や、「人」だけが持っている物ではありません。あの有名なゆるキャラだって、自分の名刺を持っているのです。全国的な人気を誇る熊本県のゆるキャラ・くまモンは過去に1万枚の名刺を配っています。くまモンは、ゆるキャラであるにもかかわらず、自分の名刺を持ち、イベントに参加したときやいろいろな地域に出向いたときに、名刺を配って歩いていたのです。
一時期は、くまモンの名刺がネットオークションなどでも売り買いされるほど話題になっていました。
くまモンの名刺ってどんなの?
くまモンは2011年にゆるキャラグランプリでチャンピオンに輝いた熊本県のマスコットキャラクターですが、そのかわいさから全国的な人気を集めており、グッズなども大人気です。そんなくまモンの名刺は、どのようなものなのでしょうか。
くまモンの名刺はいろいろな色や種類があります。書かれている内容にもバリエーションがあり、面白いメッセージがてんこ盛りです。
くまモンの名刺に書かれているのは、
- いちおう公務員です
- これでも仕事中です
- けっこう機敏に動けます
- 熊本県はくまの手も借りたいらしい
- 知事より有名になりたい
などなどです。
くまモンが描かれた名刺にそのような気の利いたメッセージが書かれているのですから、インパクトはすごく、絶対忘れませんよね。名刺としての役割である自己紹介と、忘れられないためのインパクトが兼ね備わった強力な名刺です。
インパクトのある名刺を作成するには
くまモンに勝つことはできませんが、くまモンの名刺からいい点を自分の名刺にもマネできないでしょうか。くまモンの名刺で、自分の名刺にも使える要素としては、やはり個性があって面白いメッセージがあるという点です。たったそれだけで、名刺だけでなく、あなた自信の印象ががらりと変わるのです。
それでは、インパクトのある名刺を作るにはどうすればいいのでしょうか。インパクトのある名刺にするには、いろいろな方法があります。名刺の色にこだわってもいいですし、形にこだわってもいいでしょう。質感にこだわって、上質な紙を使った名刺だっていいかもしれません。蛍光にして、暗闇で光って見える名刺もありますし、2枚セットでデザインが完成する名刺だってあります。インパクトのある名刺を作るには、まずは自分の名刺のデザインについてよく考えてみる必要があるかもしれません。
次に名刺の中身についてです。名刺には、必ず入れなければならない要素があります。名前、社名、住所や電話番号などの連絡先です。それ以外の所で、工夫を凝らしてもいいですし、必ず入れるべき要素に工夫を凝らすことも出来ます。名前が珍しいなら、由来を書いたり、珍しい名前でなくても、両親の名前に込めた思いを書き込んでみたり、方法はいろいろあります。
気の利いたことが浮かばなくてもいいのです。他の人と違う何かが書いていれば、それを読んでくれますし、あれっと一呼吸おいてくれます。なにも書くことがないなら、出来る仕事の内容を書いてもいいですし、個人的な趣味などを書いてもいいでしょう。とにかく、何かを書き込むことで、普通の名刺から一歩進むことが出来るのですから。
名刺一つで仕事は変わる。名刺を変えれば、仕事も増える?
インパクトのある名刺を作成することが出来れば、初対面の相手とも話のきっかけができます。名刺一つで、話が盛り上がることもあるでしょうし、話が盛り上がれば、仕事の成約率などもいい影響が出るでしょう。たかが名刺といえども、されど名刺なのです。名刺を工夫することで仕事が今よりうまくいくなら安い物です。
ぜひ、くまモンの名刺から盗めるところは盗みましょう!
この記事が役に立ったら共有をお願いします
最後まで記事をお読み頂きましてありがとうございました!SNSボタンをクリックしてこの記事を共有していただけましたら嬉しいです。今後もみなさまのお役に立てる記事作りを目指していきますのでどうぞ宜しくお願いします。