活版印刷で名刺を刷っていた時代
あなたは活版印刷をご存知ですか?一時は絶滅するかと思われていた印刷の技法ですが、そのレトロな仕上がりから最近じわじわとブームとなっています。
今回は、活版印刷についてや活版印刷で名刺が刷られていた時代についてご紹介いたします。
活版印刷とは
活版印刷とは鉛でできた活字を一文字ずつ拾い集めて組み合わせ、スタンプのようにインクをつけて印刷する技法のことです。
新聞や名刺、本など数多くの印刷の場面で多様されていましたが一つ一つが手作業のため時間や人件費に莫大な費用がかかることがデメリットでした。それが1970年代に入り、ワープロ、写植、タイプライターなどが登場することで活版印刷の需要は激減していきました。
多くの活版印刷所は閉鎖を余儀なくされ、絶滅寸前の印刷技法となっていました。
活版印刷で名刺が刷られていた時代
活版印刷の技術が始まったのは中国や朝鮮が最初だと言われています。11世紀から13世紀にかけて、活版印刷による印刷が行われていたことを記す書物があります。
しかし中国や朝鮮、日本などは漢字を始めハングル、ひらがな、カタカナと膨大な活字を用意する必要があり、その手間からあまり活版印刷が広まることはありませんでした。
14世紀になりヨーロッパに活版印刷の技法が伝わると、その需要は一気に広まっていきます。アルファベットは文字数が少ないため、使いやすかったのもその要因の一つでしょう。
活版印刷は広まるようになると、それまでは印刷が難しかった本なども大量に印刷できるようになり、聖書などがおおくの人に読まれるようになったと言われています。
活版印刷のメリット
一時期は衰退した活版印刷ですが、今その魅力がじわじわと広まってきています。活版印刷にはどのような魅力があるのか、チェックしてみましょう。
まず、活版印刷はインクをつけて紙に印刷するさい、紙を強くプレスします。このとき紙に微妙な凹凸が現れるのが特徴。この凹凸は普通の印刷では再現することができず、独特の温かみを感じさせてくれます。
また、活版印刷はデジタルの印刷と違い一つ一つ活字が作られています。大小様々な大きさの活字が用意されていますが、同じ大きさの活字でも微妙に大きさが不揃いです。この完璧ではないサイズの差が、実際に書かれたかのような風合いを生み出しています。
また、活版印刷は先ほどもすこし触れたように非常に手間のかかる印刷技法です。依頼をし、職人が活字を拾い、丁寧に時間をかけてプレスされる活版印刷。近年のなんでもデジタルで済ませてしまおうという風潮に逆らった技法に味わいを感じることができますね。
レトロで温かみのある活版印刷は、このような理由から若い方にも人気を集めているのです。また、ご年配の方にも昔を思い出させるような活版印刷は人気です。
若い方が活版印刷で刷られた名刺を持っていると、ご年配の上司や取引先などには気に入ってもらえるのではないでしょうか。普通の名刺と違い独特の風合いがありますので、数ある名刺の中でも一際目を引くこと間違いなしですよ。
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